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ローズマリー由来の物質がアルツハイマー病を抑制・東京工科大学応用生物学部

2016.12.15

東京工科大学 応用生物学部 佐藤拓己教授らの研究チームは、ローズマリー由来の「テルペノイド・カルノシン酸」がアルツハイマー病を抑制することを発見したことを科学誌「Cell Death and Disease」にて公表しました。

アルツハイマー病は、老化などによりベータアミロイド蛋白質の蓄積が原因とされていますが、研究チームは、マウスを用いた研究でローズマリー由来の「テルペノイド・カルノシン酸」がアルツハイマー病の原因と考えられているベータアミロイド蛋白質の沈着を減少させ、
神経細胞の変性を抑制して、記憶機能を回復させることを確認したそうです。

この研究の成果により、今後、医薬品や健康食品への応用、新たな治療法の開発が期待されます。
研究の詳細は、東京工科大学応用生物学部・プレスリリースをご確認下さい。
http://www.u-presscenter.jp/modules/bulletin/index.php?page=article&storyid=10653

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